うつ病の人との接し方
うつ病の人との接し方
「うつ病の人になんて声掛けたらいいのかわからない、話しを聞いても肯定すればいいのか、アドバイスしてもいいのかわからない」
こういった人に見てもらいたい。
私は、うつ病歴1年です。自分がうつ病になってこうしてほしかったということを書いていきます。
話を聞いたら肯定する
うつ病の人に相談されたら相手の話を肯定してあげてください。
なぜならうつ病の人は、アドバイスなんて求めていないんだから。
うつ病の人は、相手に話をしようと思ったとき、少なからず相手に期待しています。期待が大きすぎる場合もあります。
そんな時に友達にアドバイスなんてされて、それに従ってそれがうまくいかなかったときは、とても落ち込んでしまいます。期待が大きいほどしんどくなります。
やっぱり何も変わらないんだ、何しても変わらないと思い、絶望します。
また、アドバイスされたことがもう知ってるわそんなんって思ったときは、相当イライラします。
なぜならうつ病の人は、もうすでにめちゃくちゃネットで調べて、知識は、結構持っているからです。それでも何も変わらないからあなたに話をして少しでも楽になろうとしています。
多くの場合、アドバイスされたことがほぼ知ってるよ!と私は、思いました。
大丈夫!あなたは、頑張りすぎただけ!休んでいいよ。などの言葉が嬉しかった言葉でした。
また、共感されてもイライラする場合もあります。お前にわかるわけないと感じるからです。
なのでただ聞くだけでいいのです「あなたのいいたいこと全部話して、全部聞いてるから」
これでいいと思います。
うつ病の人と接する方がしんどくならないために
また、相談されるとき気負いすぎる必要もありません。ただ「話を聞いてあげるか」という軽い気持ちで十分です。
救ってやろうという気持ちがあると「行動してみたら」などと言ってしまうかもしれません。また、救えなくて自分に責任を感じてしまうかもしれません。
しかし、そんな必要は、ありません。うつ病を治すことやうつ病の人に希望を与えることは、とても難しいのです。
精神科に行って薬を飲んで、ネットで情報を集め、様々な漢方薬をのんでやれることはやったと思っても治る保証もありません。
人によって治り方も悪化の仕方も接し方も何通りもあります。必ず治る方法もない。なので何がうつ病の人にとって希望になるか誰もわかりません。
治るのにとても時間がかかるのです。1年の人もいれば、3か月で治る人もいる。
なので軽い気持ちで、うつ病の治療には、時間がかかるということを理解してもらいたい。自分が助けようと思う必要もないのです。だって何をしたとしても時間がかかるんだから。
まとめ
うつ病の人と接する方は、あまり責任を感じないでほしいと思います。うつ病が改善してきたとしても、完治するのは、難しいです。私も治ったと思っていたら、ふとした瞬間に頭がいたくなり、絶望するときがあります。長い目で見ていきましょう。